海馬堂

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10/7  THE BIG ISSUE!

THE BIG ISSUEとは、ホームレス(定まった住居を持たない状態)の方に仕事を提供するためにイギリスでつくられた雑誌.そしてここ日本では2003年9月11日に日本版が創刊され、ちょうど今日で15年!そこで次回、10月7日のLiferaryは棚ぜーんぶ、この雑誌一色に染めてみようと思います.THE BIG ISSUEの内容ですが、毎巻、国内外の俳優やアーティストらのインタビューに加え自然・古今東西のカルチャー・コミュニティなどについて取り上げており濃度も質も高く 読み応えある誌面.この雑誌をホームレスの方の独占販売事業とすることで、ホームレス問題の解決に挑戦しています.あくまでも救済ではなく、仕事を提供し自立を応援・多角的にサポートすることで、これまでも多くの販売者さんが路上から自立の道を歩んできました.そして、現在路上にいる方だけで無く住まいに困難な状況を抱える方や貧困、依存症、格差により発生する問題そのものを解決すべく多角的に提案・提言し続けています.私個人の想いですが、この雑誌と、運営姿勢双方を支持したい.そして近くで購入したい.ところが ここ、静岡県では販売者さんが存在しません.なのでまずは ここ数年のバックナンバーすべてと懐かしい号、そしてビッグイシュー日本から出版されている書籍などを棚に並べようと思います.そして今回は最新号については特別に販売分をご用意します.普段は無料閲覧のみ、となっているLiferaryですが今回は私が路上販売者さんの代わりとなりみなさまにご紹介できたらと思っておりますので.ご自宅でも読みたくなった方・誰かにも読んでほしいと思った方・ などなどご希望の方、一冊¥350−でご用意しておりますのでよろしくおねがいします◎9月は久々の雨天に見舞われCLOSEしましたが、棚の修理や本の整頓しつつ2周年を無事迎えるまでのこと、そして これからの事を思索して過ごしました.この先も、みなさまと共に読書を楽しみ、本のある暮らしへの小さな提案を続けてゆけたらと思います◎10月7日、秋晴れの中、あなたをお迎えできますように^^お越しをおまちしております!

8/5 BLUE.

暑中お見舞い申し上げます.日々 豪雨か猛暑しかないのかしら この空は と 若干殺意すら覚えるこの夏.涼を求めて街中で入る先は書店だったり図書館だったりもするのですがふと手に取る本もなんとなく”すずしげ”な装丁だったりします間違っても”燃えるような赤色”の本ではないのです(↑ すまぬ、赤い本よ! 今だけ)そんな”すずしげ”代表の色といえば あお、アオ、青.古くは『万葉集』にもある「みなはだ」--- のち、変化した名が「みずいろ」から真夏の日差しの強い青空---まさに今日の空のような「こんぺき」まで 一様にはくくれない バラエティに富む色.Liferaryの棚も”すずしげ”にできたらいいな、と思いました8/5(Sun)はーーー①青い本の棚をつくりますパーフェクト・ブルーでいきたいところですが半分、青い。でも限りなく透明に近いブルー でもないくらいの青。②ドレスコードは青もしこのBlogを読んでくださって8/5にお越しくださるあなた、どこかに「青」を身につけてもしくは「青いもの」をおもちになりお声がけくださいささやかなお礼、考えておきますちなみにBlogを読まずとも偶然「青」、というお方も同様.そして森の読書室Liferaryはこの8月で2周年を迎えようとしています.これも皆さまのおかげです.8/5は好天で迎えられますように.そして夕暮れ~はお隣ゆるびく村のガーデンでEVENT:ゆかたで線香花火(fbイベントページ)も開催山へ、浴衣でおでかけも良いですねそれでは おまちしております

aimaの書棚に・ZINE / LITTLE PRESS

aimaの書棚もあたらしく.「本」の作り手さん自身の価値観や「好き」の世界が溢れ出している、そして商業的な流通よりも自費出版や小規模レーベルで作成された”ZINE”・”LITTLE PRESS”と呼ばれる出版物たち.その小さな一冊に詰め込んだメッセージは多種多様、今月のaifraryは新旧取り混ぜ、自由度の高い小冊子をpick upしました.< BOOK LIST >easy traveler(イージーワーカーズ)縄文ZINE(縄文ZINE編集部)じねん36.5°(地湧社)月極本(YADOKARI)未知の駅(未知の駅)Local Media 3FARE MAGAZINE (Fare Folk ltd.)murmur magazine (mm books)murmur magazine for men (mm books)ヨレヨレ(宅老所よりあい)そして 同じ書棚にて最新作は”ZINE”にて出版、「ブランコ」はLiferaryの読書カード本としてすっかりaifraryの書棚に収まった不動の人気ぶり.タイの漫画家/アニメーション作家/ミュージシャンとして活躍中Wisut Ponnimit(タムくん)の特集もしています.タムくんワールドに心惹かれる方は後を絶ちません.嬉しさ、楽しさ、刹那さやあるときは痛みも感じる彼の作品は老若男女問わず心の深淵に問いかけ、言葉に出来ないほどの余韻を残すのでしょう.< BOOK LIST >帽子の下の煙 (マガジン・ファイブ)2007 ブランコ(小学館)2008-2010ヒーシーイット アクア(ナナロク社)2009ロマンス(太田出版)2010 →*タイ語版もありますマムアン れんあい編 (パイ インターナショナル)2011ヒーシーイット オレンジ (ナナロク社)2012渋谷の嵐 [ ZINE] 2013ヒーシーイット レモン (ナナロク社) 2016ヒーシーイット ZINE [ZINE] 2018

7/1 本のつくりかた (Ⅰ)

周りを見回してみましょう.不意に手に取ったその本やそのノート、どんな「つくり」かご存知ですか?和装?洋装?函が付いているものもありますね.同じ紙でもつくりが違うだけで表情や個性が全く違ったものに見えてきます.読み物としてだけでなく物質として魅力的な存在としてそこにある限り、紙の書物文化は無くならないのではないでしょうか.フランス独特の製本文化を担ってきた ルリユール―relieur の存在.日本でも、夏目漱石には橋口五葉、室生犀星は恩地孝四郎と、著名な文豪と優れた装丁家は共に本づくりをしてきました.そして現在は コンビ二で素早く製本できるようになり誰もがつくることが身近になった時代でもあるのです.本は不思議ないきもの.たった一枚の紙も折ってたたんで 言葉を刻めば ほら いのちが吹きこまれた立派な「本」が誕生!7月のLiferaryは、ちょっとだけプチ製本あそびをして過ごそうと思います読書に没頭なさるも大歓迎、一緒に手を動かして プチ製本してくださる方も大歓迎.平とじ本・大和とじ本・フランス装・列帖装…まずは初歩の初歩、冊子作りの基礎(なまえ)から知るところから.簡単なものでは小学生位~作っていただけそうな資料を用意しました.大丈夫、私も初心者、一緒に楽しみましょう!

aimaの書棚へ・“自由なわたし”

ゆるびく村・aimaさんの書棚へ 新たな本を並べに.aimaのすみちゃんと私はこの棚を「aifrary」と呼んでいて(よかったらあなたもそう呼んでくれたらうれしい)今月はどんな本を持っていこう、あれも・これもと思いあぐねていたら雨の季節aimaの窓辺で膝上であたたかくなってゆく本とじっくり向き合う女性、がほいっと現れた.その方はどうやら本の登場人物の同じく1人の女に感情移入しているのか其れを介して自らの生き方を振り返る又は思索しているのかはわからないただガラスに垂れる雨を時折見つめる瞳は洗い流されるようにまっさら.いつの間にか『女』の本を選んでいました敢えて『女』という言葉で表してしまいましたが自分自身は生物学的なところはちょっと一旦置いといて佳い意味で性差を考慮せずに生きてゆくほうがいいんじゃないか:gender-neutralって思っています写真は大好きな映画のひとつ、「少女は自転車に乗って」より.改めてリストを見直すとイスラム圏の書籍が目立つかもすぐ頭に浮かんできたのがこのシーン.今回の書棚を見回すと優しく・逞しく・たおやかな  色んな『わたし』がそこには居ました“自由なわたし”.会いにきてください.< BOOK LIST >ローザ ニッキ・ジョヴァンニ(光村教育図書)双子座のおんな ニッキ・ジョヴァンニ(晶文社)何処何様如何草紙 ぱくきょんみ(書肆山田)ルナ=パーク エルザ・トリオレ(河出書房新社)アンネナプキンの社会史 小野清美(JICC)侍女の物語 マーガレット・アトウッド(新潮社)サフラン・キッチン ヤスミン・クラウザー (新潮クレスト・ブックス)月 アマール・アブダルハミード(アーティストハウス)天空の家〜イラン女性作家選〜 藤元優子編訳(段々社)柘榴のスープ マーシャ・メヘラーン(白水社)刺繍 マルジャン・サトラピ(明石書店)ペルセポリスⅠ・Ⅱ マルジャン・サトラピ(バジリコ)鶏のプラム煮 マルジャン・サトラピ(ShoPro Books)乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺 ラティフェ・テキン(河出書房新社)イラン・ペルシア日記 金子敦・金子泰子(Blood tube Inc.)ウズベキスタン日記 金子敦・金子泰子(Blood tube Inc.)民族衣装を着なかったアイヌ 瀧口夕美(SURE)魔女と聖女~ヨーロッパ中・近世の女たち~ 池上 俊一(講談社現代新書)未開社会の女たち ベルリン性科学研究所編(刀江書院)105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐 フランツ=オリヴィエ・ジズベール(河出書房新社)ミルクとはちみつ Rupi Kaur(アダチプレス)食の職 小さなお店ベルクの発想 迫川尚子 (P‐Vine BOOKs)わたしと地球の約束 セヴァン・カリス・スズキ(大月書店)Romance:タイ語版 Wisut Ponnimit うかうか 創刊号& no.002 (うかうか編集部)ピエドラ川のほとりで私は泣いた パウロ・コエーリョ(地湧社)女の兵舎 テレスカ・トレース(鱒書房)キルギスの誘拐結婚 林典子(NATIONAL GEOGRAPHIC)ロン・パリ日記―Dirty Pretty Things 荒木経惟(IBCパブリッシング)

6/3 6(ムー)3(ミン)の日ならず,それはもう昔のはなし

チェーリオ!意は”ごきげんよう”.ムーミンの作中に良く出てくるご挨拶.世界中に多くのファンをもつムーミンその魅力は沢山ありすぎて一言で言い表せない.人間味溢れるキャラクター、愛とユーモアとちょっぴりの毒気、思いがけない展開・・・ずいぶん前から決めていたんです、「6/3はムーミンの日♪ 特集棚はムーミン♪(うっとり)」ところが数日前の事です.8月にもムーミンの日をお祝いした記憶が蘇ってきて.あれ? そういえば 年に2回もムーミンの日?・・・そう、ファンの皆様は勿論ご存知でしょう.2005年のムーミン60周年を機に8/9、トーベ・ヤンソンさんのBirthdayが世界共通でのムーミンの日、と定められそれまで祝われていた6/3はとっくに消滅していたのでした、合掌.というわけで次回6/3(Sun)の森の読書室はなんでもない日になりました.ただ、insta投稿本含め、新入荷の本は多数◎ちょっと悔しい&自戒の念を込めもしもご来室下さる方で「あなたの好きなムーミン/ヤンソンさん」を本ご持参でこっそり私に教えてくださった方には1ドリンク.お出ししようかなって思っていますのでどうぞお声賭けくださいね.ではでは週間天気は 有難いことに晴天の予定.あなたのお越しをお待ちしております!*** 画像は「彗星がふってくる日」より.映画化もされている作品ですが私はコミックスが一番好きです.あとわずかで星が崩壊する、という終末感の中、ケーキを焼いてそれは幸せそうに談笑してダンスして・・・という饗宴ぶり.スナフキンのクールさも堪らない作品!

5/6 旅する本棚×森の読書室Liferary

本が旅して、出会いをつくる.様々な場所に出没する移動図書館、「旅する本棚」さん.5月のLiferaryはその「旅する本棚」さんが欅の木の下にやってきます!「旅する本棚」さんのルールをご説明 ↓1:借りた本はいつ返してもよい2:借りた本の代わりに別の本を返してもよい…そう!Liferaryと何よりの違いは、本を借りることが出来る点です◎そして本には感想を書き込める帯が付いております、良かったら感想もシェアしてみると楽しいですね.今回のコラボについてはfbイベントページもあります、詳細は→こちら運営方法や目的は違えど日常の中に出没する”本のある場所”である「旅する本棚」さんとご一緒できるのがとても嬉しく思います.5/6の気になる空模様も晴れの予報!どうぞお越しをおまちしております.*おしらせ①*5/6に書棚に並ぶ本は全て旅する本棚さんの蔵書になります、Liferaryの書籍については、「読書カード」会員さんのしおり本のみをご用意してあります.よろしくお願いします*おしらせ②*同日、旅する本棚×森の読書室Liferaryの終わった後、お隣ゆるびく村のaimaさんで藤枝おんぱくの一環でもある「山シネマ:365日のシンプルライフ」が開かれます(19:00~)夜風も心地よいガーデンでの映画&シェアタイムは→こちら(fbイベントページ)