海馬堂

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BOOK EVENT【Spring】

週末は崩れがちな空模様でしたが春の訪れを感じさせる場やイベントへのお出かけをなさった方も多かったのでは?本を巡るイベントも、4月以降が活発に!今日は静岡を中心に、既に開催決定のイベントを数件、紹介します.ぜひ 今からカレンダーに”まる”を◎4/20(Sat)~21(Sun)・鈴木邸 春の探書会2019・ 10~16:30場所:静岡市中ノ郷249 登録有形文化財 鈴木邸県内の古書店さんが集い、掘り出し物から貴重な資料までが揃います. 今回は県外からのゲスト古書店さんをお招きしたりトークイベントも。ゆったりと本選びしたり美味しいものを堪能したり…、贅沢な時間をお過ごしください詳細ブログ→こちら4/27(Sat)・ごてんば古本市・ 11〜16場所:御殿場駅から歩いて行ける距離、色んなお店の前ごてんば古本市、初めて遊びに行った時の衝撃を忘れません。本を愛する人々が集うことはもちろんなのですが、カフェ、鶏卵屋さん、ギャラリー…出店者さんとは勿論のこと、気づけば御殿場の街歩きや街の方々との交流も生まれる稀有な古本市 .この市の楽しさは筆舌に尽くしがたいものがあります.御殿場を訪れたことのない方や「アウトレットなら行ったことがあるけど」という方も、思わぬ御殿場の一面を発見できることかと.ごてんば古本市 fbページ→こちら5/25(Sat) ・第7回 しずおか一箱古本市・ 10〜15場所:静岡市・北街道(葵区駿府町&鷹匠2丁目)気づけば7回目、誰でも古書店主さんになれる1日です.関連イベントも毎回趣向が凝らされ、周辺店舗さんでセレクトされた一箱を巡ったり、朗読会等を開いたり.その企画力に毎回驚かされます.先日出店者さん募集が始まったばかりですが聞くところによるともう既に半分以上の申し込みが来ているそうで大人気.気になる方はお早めに!しずおか一箱古本市 WEBSITE→こちら6/8(Sat)・物語のある場所 第二章・ 10:30~16場所:静岡市中ノ郷249 登録有形文化財 鈴木邸昨年始まった「ものがたり」.今年はどんなつづきが待っていることでしょう.鷹匠の古本屋さん、”枇杷舎”さん主催のおまつり、本だけにとどまらぬ「ことば」がつまった宝箱のような一日になることかと思います,これから新HPやイベント詳細が発表予定、また詳しくは発表されたらこちらでも追っておしらせしますね.…どれも個性的ながら、運営なされる方々の熱い想いがこもったイベントです.中には出店参加も出来るものも◎お客さんとしてはもちろん、いろいろな形で参加して どうぞ楽しんでくださいねあっ 森の読書室もどうぞご贔屓に.春のOpen日は 毎月第一日曜日、4/7 ・ 5/5 ・ 6/2 の予定です

・日常 ・ふじのくに芸術祭を観に行ったよ

それは12月の”おさんぽてん”、Liferaryがおでかけした日のことでした.一人の紳士がお越しになり「入選しました」と言うのです.何の事やら全くピンとこない私に紳士は手に持っていた額をこちらに差出し「写真を渡そうと思って来ました」、と.成人男性の顔の大きさ位あるその額を見たらLiferaryの欅の木、とその下で本を陳列作業中の、私・・・?紳士は風のように去ってゆきました.ぼんやり、写真に疎い私も周囲に事の素晴らしさを説かれまして先週末、おたすけびとさんの2人と一緒にふじのくに芸術祭2018受賞者展示会に行ってきました.水彩画、書道、服飾デザイン・・・自由な表現の作品たちが並ぶ一角に数枚の写真がありました.大きく額装されたLiferaryの風景は見慣れた場所のはずなのに まるで夢のようなそして写っている女は確かに私なのだけれど 遠い世界のだれかのような.審査評にあった”異色”の一文に思わず顔を見合わせて笑ってしまいました.その節は名前も伺う事も叶わず お帰りになってしまいましたがこの文を読んで下さるかもしれない、伴野さま、このたびは受賞おめでとうございます.あの日、あの後、「県美で(伴野さまの)写真を見て、探してきました」というお客さまもいらして下さったんですよ.写真の力って凄いですね.これからもどうぞお体を大事に 大好きな写真を撮り続けてくださいませそしてまたいつか作品を拝見できますことを楽しみにしております寒さに弱い私も心から じんわりほかほかした冬の日でしたありがとうございます

おさんぽてんを終えて 少年の心

”JUVENILE”多賀書店跡に入ってすぐこの文字が目に入りときめきを感じたのは私だけでしょうか.--- JUVENILE〈ジュブナイル)=少年少女向けジャンルの呼称.前世紀まではよく用いられた名も気づかないうちにYA(ヤングアダルト)という呼び方に変化しすっかり影を潜めてしまいました.でもでも JUVENILEという言葉、好きです.去りしあの日を思い出させてくれるそれらの作品群・・・冒険心・非現実の世界・成長譚 をたとえるのにはこの呼び方のほうが 心にしっくりくるような気がしますところで本題、おさんぽてん ありがとうございました.おでかけ読書室という初めての試みが、こんなにするすると上手に運ぶとは夢にも思っておりませんでした.ご来場下さったお客さま、ご出店及び素晴らしいパフォーマンスを見せてくださった皆様、主催のKisshi&buのお2人に感謝です.イベントの雰囲気・空気感は 人がつくるもの といいますがおさんぽてんの 優しく弾む空気は何処にも変え難い心地よさで贅沢な2日間をすごさせていただきました.そして 同時に今年最後の読書室Open日となりました.今シーズンも4月から共に駆け抜けてくださったおたすけびとのお2人と、不慣れな挑戦を助けてくれたり エールを下さる友人各位、ゆるびく村民のみなさま、そして遠いお山まで足を運んでくださるあなた・・・!いつもありがとうございます.Liferaryは冬眠に入りますが春、復活の際は 本のある場所として一層成長しみなさまをお迎えできますよう 諸準備の時間にしてゆきたいと思います.12月も半ばに入りせわしない日々でもあり大切な人と一緒にすごしたくなる時期でもありますねそんな そわそわした冬の日も良かったら一日のどこかちょっぴりでよいのです本が傍らにあるような時間をすごしてみませんか心に留まる本に出会ったならばまたそんなお話もぜひぜひ 聞かせてください.次回は2019.4.7(Sun).また春にお逢いしましょう.

12/8.9 おさんぽてん うえをむいてあるこう

それは部活もバイトもお休みな放課後真っ先に向かうのは高田アイス二色が定番、冬は今川焼(クリーム)ねお財布の中身に余裕があったらタケダフルーツの苺ジュースも飲んじゃうあじろを買ったらUターン、和泉屋さんには糸という糸が揃ってて何時間でも居られた四葉で新しいレターセットが入荷してるかパトロール当時から視力の悪かった私のメガネは春田で背伸びして買ったKENZOのセルフレーム本屋さんにも勿論寄ります固めの本や雑誌は戸田書店・漫画を買うのは多賀書店.自転車のかごが不安定になりつつもほくほくしながらペダルを漕ぐ 清水銀座の帰り道.私の高校生時代の日常はいつもあの辺にありました.あなたにもふるさとがあると思いますそしてどんな風景が頭に浮かびますか、それはいくつの頃でしょう.私は、清水生まれ・清水育ちでして時折ふらりと回遊しながらもまた今 この街で暮らしています.そして今回、馴染のある清水銀座で開催され5年目になるイベント「おさんぽてん」に森の読書室Liferaryで参加させていただくことにしました.愛着のある場所に本と共に行かせていただくのは 格別の想いがあります冬の読書室のゆくえは如何に.会場は先述したかつては多賀書店さんだった店舗を中心にしたエリア.遠方の方には『喫茶富士を目印に』と言うと伝わるでしょうか◎FOOD、くらし、ART、WSと色んなお店にダンスとLIVE・・・のんびり遊べる2日間.森の読書室Liferaryは今回本の販売をします.読んでみたい本がある方は会場内で、ご自由にどうぞ.屋内会場なので雨ふりも安心.あなたのお越しをお待ちしております!

10/7  THE BIG ISSUE!

THE BIG ISSUEとは、ホームレス(定まった住居を持たない状態)の方に仕事を提供するためにイギリスでつくられた雑誌.そしてここ日本では2003年9月11日に日本版が創刊され、ちょうど今日で15年!そこで次回、10月7日のLiferaryは棚ぜーんぶ、この雑誌一色に染めてみようと思います.THE BIG ISSUEの内容ですが、毎巻、国内外の俳優やアーティストらのインタビューに加え自然・古今東西のカルチャー・コミュニティなどについて取り上げており濃度も質も高く 読み応えある誌面.この雑誌をホームレスの方の独占販売事業とすることで、ホームレス問題の解決に挑戦しています.あくまでも救済ではなく、仕事を提供し自立を応援・多角的にサポートすることで、これまでも多くの販売者さんが路上から自立の道を歩んできました.そして、現在路上にいる方だけで無く住まいに困難な状況を抱える方や貧困、依存症、格差により発生する問題そのものを解決すべく多角的に提案・提言し続けています.私個人の想いですが、この雑誌と、運営姿勢双方を支持したい.そして近くで購入したい.ところが ここ、静岡県では販売者さんが存在しません.なのでまずは ここ数年のバックナンバーすべてと懐かしい号、そしてビッグイシュー日本から出版されている書籍などを棚に並べようと思います.そして今回は最新号については特別に販売分をご用意します.普段は無料閲覧のみ、となっているLiferaryですが今回は私が路上販売者さんの代わりとなりみなさまにご紹介できたらと思っておりますので.ご自宅でも読みたくなった方・誰かにも読んでほしいと思った方・ などなどご希望の方、一冊¥350−でご用意しておりますのでよろしくおねがいします◎9月は久々の雨天に見舞われCLOSEしましたが、棚の修理や本の整頓しつつ2周年を無事迎えるまでのこと、そして これからの事を思索して過ごしました.この先も、みなさまと共に読書を楽しみ、本のある暮らしへの小さな提案を続けてゆけたらと思います◎10月7日、秋晴れの中、あなたをお迎えできますように^^お越しをおまちしております!

8/5 BLUE.

暑中お見舞い申し上げます.日々 豪雨か猛暑しかないのかしら この空は と 若干殺意すら覚えるこの夏.涼を求めて街中で入る先は書店だったり図書館だったりもするのですがふと手に取る本もなんとなく”すずしげ”な装丁だったりします間違っても”燃えるような赤色”の本ではないのです(↑ すまぬ、赤い本よ! 今だけ)そんな”すずしげ”代表の色といえば あお、アオ、青.古くは『万葉集』にもある「みなはだ」--- のち、変化した名が「みずいろ」から真夏の日差しの強い青空---まさに今日の空のような「こんぺき」まで 一様にはくくれない バラエティに富む色.Liferaryの棚も”すずしげ”にできたらいいな、と思いました8/5(Sun)はーーー①青い本の棚をつくりますパーフェクト・ブルーでいきたいところですが半分、青い。でも限りなく透明に近いブルー でもないくらいの青。②ドレスコードは青もしこのBlogを読んでくださって8/5にお越しくださるあなた、どこかに「青」を身につけてもしくは「青いもの」をおもちになりお声がけくださいささやかなお礼、考えておきますちなみにBlogを読まずとも偶然「青」、というお方も同様.そして森の読書室Liferaryはこの8月で2周年を迎えようとしています.これも皆さまのおかげです.8/5は好天で迎えられますように.そして夕暮れ~はお隣ゆるびく村のガーデンでEVENT:ゆかたで線香花火(fbイベントページ)も開催山へ、浴衣でおでかけも良いですねそれでは おまちしております

aimaの書棚に・ZINE / LITTLE PRESS

aimaの書棚もあたらしく.「本」の作り手さん自身の価値観や「好き」の世界が溢れ出している、そして商業的な流通よりも自費出版や小規模レーベルで作成された”ZINE”・”LITTLE PRESS”と呼ばれる出版物たち.その小さな一冊に詰め込んだメッセージは多種多様、今月のaifraryは新旧取り混ぜ、自由度の高い小冊子をpick upしました.< BOOK LIST >easy traveler(イージーワーカーズ)縄文ZINE(縄文ZINE編集部)じねん36.5°(地湧社)月極本(YADOKARI)未知の駅(未知の駅)Local Media 3FARE MAGAZINE (Fare Folk ltd.)murmur magazine (mm books)murmur magazine for men (mm books)ヨレヨレ(宅老所よりあい)そして 同じ書棚にて最新作は”ZINE”にて出版、「ブランコ」はLiferaryの読書カード本としてすっかりaifraryの書棚に収まった不動の人気ぶり.タイの漫画家/アニメーション作家/ミュージシャンとして活躍中Wisut Ponnimit(タムくん)の特集もしています.タムくんワールドに心惹かれる方は後を絶ちません.嬉しさ、楽しさ、刹那さやあるときは痛みも感じる彼の作品は老若男女問わず心の深淵に問いかけ、言葉に出来ないほどの余韻を残すのでしょう.< BOOK LIST >帽子の下の煙 (マガジン・ファイブ)2007 ブランコ(小学館)2008-2010ヒーシーイット アクア(ナナロク社)2009ロマンス(太田出版)2010 →*タイ語版もありますマムアン れんあい編 (パイ インターナショナル)2011ヒーシーイット オレンジ (ナナロク社)2012渋谷の嵐 [ ZINE] 2013ヒーシーイット レモン (ナナロク社) 2016ヒーシーイット ZINE [ZINE] 2018

7/1 本のつくりかた (Ⅰ)

周りを見回してみましょう.不意に手に取ったその本やそのノート、どんな「つくり」かご存知ですか?和装?洋装?函が付いているものもありますね.同じ紙でもつくりが違うだけで表情や個性が全く違ったものに見えてきます.読み物としてだけでなく物質として魅力的な存在としてそこにある限り、紙の書物文化は無くならないのではないでしょうか.フランス独特の製本文化を担ってきた ルリユール―relieur の存在.日本でも、夏目漱石には橋口五葉、室生犀星は恩地孝四郎と、著名な文豪と優れた装丁家は共に本づくりをしてきました.そして現在は コンビ二で素早く製本できるようになり誰もがつくることが身近になった時代でもあるのです.本は不思議ないきもの.たった一枚の紙も折ってたたんで 言葉を刻めば ほら いのちが吹きこまれた立派な「本」が誕生!7月のLiferaryは、ちょっとだけプチ製本あそびをして過ごそうと思います読書に没頭なさるも大歓迎、一緒に手を動かして プチ製本してくださる方も大歓迎.平とじ本・大和とじ本・フランス装・列帖装…まずは初歩の初歩、冊子作りの基礎(なまえ)から知るところから.簡単なものでは小学生位~作っていただけそうな資料を用意しました.大丈夫、私も初心者、一緒に楽しみましょう!