11/3 予告・秋草と虫の音

萩・刈萱・葛・撫子・女郎花・藤袴・朝顔.

秋の七草.

「意外。朝顔は”夏”の印象なのに」 

と長年思っていましたが

ようやく本来の意味を知りました.

朝顔…古字にすると蕣花・何やら桔梗の事(木槿を含む説も有ります.花の形がラッパのような種)なのだそう.

そう、この七草の種類は万葉集、山上憶良に詠われてより

長く言われづけていたのですね.


冒頭より脱線しましたが

秋のびく石へ向かう最中は それらの秋草を目で追いながら

清々しい空気を一層盛り上げてくれる虫の音を耳に駆け抜ける道のりが楽しくて仕方ない.

夕方はそれらにうっすらと…ある時は深く立ちこめた霧が掛かり、

物静かな中にまるで水面にほんわりと小さな花が浮かんでいるかの様な光景に  なんとも言えず厳かな気分になるのです.


さて、そんな秋の最中のLiferaryも11/3で最終日を迎えることになりました.

(12月からは冬眠に入ります)


11/3は、ご存じの通り文化の日.

山崎豊子、 山口瞳、さいとう・たかを、手塚治虫…

その名に相応しい錚々たる面々の誕生日でもありますよ.

深まる秋の如く、腰を据えてどっぷり読み耽ってみませんか.

10:00~16:00、羽織物を一枚多めにお持ち下さると安心かと思います.

お時間許すかぎり ごゆっくりお過ごし下さい、お待ちしております◎




森の読書室Liferary

~  See you again!〜 再始動に向け 「森」を探しています. いつかまた、どこかでお会いできますことを.