・日常 ・ふじのくに芸術祭を観に行ったよ

それは12月の”おさんぽてん”、

Liferaryがおでかけした日のことでした.

一人の紳士がお越しになり

「入選しました」

と言うのです.

何の事やら全くピンとこない私に

紳士は手に持っていた額をこちらに差出し

「写真を渡そうと思って来ました」、と.

成人男性の顔の大きさ位あるその額を見たら

Liferaryの欅の木、と

その下で

本を陳列作業中の、私・・・?

紳士は風のように去ってゆきました.


ぼんやり、写真に疎い私も

周囲に事の素晴らしさを説かれまして

先週末、おたすけびとさんの2人と一緒に

ふじのくに芸術祭2018受賞者展示会に行ってきました.


水彩画、書道、服飾デザイン・・・自由な表現の作品たちが並ぶ一角に

数枚の写真がありました.

大きく額装されたLiferaryの風景は

見慣れた場所のはずなのに 

まるで夢のような

そして写っている女は確かに私なのだけれど 

遠い世界のだれかのような.


審査評にあった

”異色”の一文に

思わず顔を見合わせて笑ってしまいました.



その節は名前も伺う事も叶わず お帰りになってしまいましたが

この文を読んで下さるかもしれない、

伴野さま、このたびは受賞おめでとうございます.

あの日、あの後、

「県美で(伴野さまの)写真を見て、探してきました」

というお客さまもいらして下さったんですよ.

写真の力って凄いですね.

これからも

どうぞお体を大事に 大好きな写真を撮り続けてくださいませ

そしてまたいつか作品を拝見できますことを楽しみにしております

寒さに弱い私も

心から じんわりほかほかした冬の日でした

ありがとうございます

森の読書室Liferary

~  See you again!〜 再始動に向け 「森」を探しています. いつかまた、どこかでお会いできますことを.