7/1 本のつくりかた (Ⅰ)

周りを見回してみましょう.
不意に手に取ったその本やそのノート、

どんな「つくり」かご存知ですか?

和装?洋装?函が付いているものもありますね.

同じ紙でもつくりが違うだけで表情や個性が全く違ったものに見えてきます.


読み物としてだけでなく物質として魅力的な存在としてそこにある限り、

紙の書物文化は無くならないのではないでしょうか.

フランス独特の製本文化を担ってきた ルリユール―relieur の存在.

日本でも、夏目漱石には橋口五葉、室生犀星は恩地孝四郎と、著名な文豪と優れた装丁家は共に本づくりをしてきました.

そして現在は コンビ二で素早く製本できるようになり誰もがつくることが身近になった時代でもあるのです.


本は不思議ないきもの.

たった一枚の紙も

折ってたたんで 言葉を刻めば ほら 

いのちが吹きこまれた

立派な「本」が誕生!

7月のLiferaryは、

ちょっとだけプチ製本あそびをして過ごそうと思います

読書に没頭なさるも大歓迎、

一緒に手を動かして プチ製本してくださる方も大歓迎.

平とじ本・大和とじ本・フランス装・列帖装…

まずは初歩の初歩、冊子作りの基礎(なまえ)から知るところから.

簡単なものでは小学生位~作っていただけそうな資料を用意しました.

大丈夫、私も初心者、一緒に楽しみましょう!



森の読書室Liferary

~  See you again!〜 再始動に向け 「森」を探しています. いつかまた、どこかでお会いできますことを.