5/7 「森」「Utopia/Dystopia」「心の栄養になった本」
こんばんは 夜も更けました 明日の読書室予告です
Titleは 同日開くブクブク交換の作品テーマ。
棚上にもこの3テーマを意識した作品を集めたコーナーを作ります.
「森」「心の栄養」については
棚の定番としてすっかり定着した作品も多いので
おりを見て 自分自身の読感と共にご紹介してゆけたらな、と◎
「ユートピア/ディストピア」は少し説明が必要かもしれません
漫然と続くこの時勢に対し
”水切り”
をしてみたくなりました 池に石を投げる、あれ
ディストピア小説、思い浮かぶ作品はありますか…?
ジョージ・オーウェルによるディストピア(反ユートピア)小説『1984年』が、1949年の発行より70年近くたって、今年アマゾンでベストセラー1位を占めました。
更に「父は1985にトランプを予言した」→LINK
(ニール・ポストマンの息子、アンドルー・ポストマンが寄稿したガーディアン誌の記事)
この出来事は、トランプ新政権が発足した米国の現状を物語るエピソードとして象徴的でして、”オルタナティブ・ファクト”という言葉が先行はしたものの日本でもディストピア小説が再注目されています。
伊藤計劃「虐殺器官」の劇場アニメ公開(2月)と並び
ハヤカワepi文庫からジョージ・オーウェル『動物農場』、
オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』の新訳版が発行され『1984年』と併せて今年初めて読みました、という方も多いと聞きます
かつてSFと呼ばれ空想上の産物であると思われた作品の世界に既に私たちは立っている
渦中に居ること 感じてみてください
それから あなたならどうするか
【Book List】
- 1984年 / ジョージ・オーウェル
- 動物農場 / ジョージ・オーウェル(早川文庫)・(ハヤカワepi文庫)
- すばらしい新世界 / オルダス・ハクスリー(講談社文庫)・(ハヤカワepi文庫)
- すばらしい新世界再訪 / オルダス・ハクスリー
- ユートピア / トマス・モア
- タイムマシン / H.Gウェルズ
- ロボット( RUR) / カレル・チャペック
- 城・審判 / F ・カフカ
- 23分間の奇跡 / ジェームズ・クラベル
- 家畜人ヤプー / 沼 正三
- 時計じかけのオレンジ / アントニー・バージェス
- 壁 / 安部 公房
- 華氏451度 / レイ・ブラッドベリ
3つのテーマ いずれについても、
参加者さんがどんな作品をおもち下さり そして明日如何なる作品論やお1人お1人のお話を聞くことが出来るかを楽しみにしております
何卒 晴れますように!
Daisy "Peace, Little Girl" / 1964 United States presidential election
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